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おうち時間#サッカー無関係

ご無沙汰しています。5月になってしまいましたね。

おうちで過ごす時間も増え、普段できないことをしたりや、なんとも言えないことを考えたりすることが増えました。

その一端を紹介します。GWの昼時、徒然なるままに書いています。駄文長文ご了承ください。

 

先日、NHKで「僕の膵臓を食べたい」というアニメ映画を見ました。

有名な作品ですが、僕は原作も読んだことがなく、初めて内容を知りました。とても切ない、素敵なお話でした。

劇中歌も僕が好きなsumikaというバンドが担当しており、とても素敵でした。いつも聞いている曲も映像が付くと、歌詞の意味がずんと胸に響いて良さにまた気づきますね。sumikaおすすめですよ。

ネタバレしたくはないので、今日は感想は書きません笑

映画をみてふと思ったことを書きます。

 

自分は普段あまり本を読まないんですが、話題作の小説とかは読みます。

小説を読んでいると、登場人物に知らないうちに声を当てて読んでたりするんですよ。(皆さんも経験ありませんか?)

あの声って誰なんでしょう。毎回絶妙にしっくりする声なんです。勿論、登場人物によって声は違いますよ。だから、きっと自分の声じゃないんです。現実にいれば名声優です。

ただ、実写やアニメでメディア化され声が付くと、僕の気持ちも無視して名声優の声を一瞬で上書きしてしまうんです。

新しい声がしっくりくるときもあれば、「こんな声と違うわ!」と思うときもあります。

どんなに求めても、もうあの名声優の声が蘇ることはありません。とても寂しくなる瞬間です。

 

ただ、周りの声(ネットの声が多いですが…)を聞くと、「合ってる。」「合ってない。」って感想はだいたいみんな一致しているんですよね。

おそらく登場人物の体格や性格、年齢、特徴などから推測されるものが一緒ってことだとは思うのですが。

でも、見ず知らずの人と感覚を共有しているかのような錯覚に陥ります。いつも不思議でなりません。少し調べてみましたが、本の脳内再生に関してはあまり研究が進んでいない分野とのことです。

個人的には読み手の育ってきた環境(友達、周りの人、見てきた作品)が影響していると思います。

でも、話したこともない人と同じ感覚を共有しているかもしれない、作者の人の思い描いている世界と同じものが自分の中で表現されているのかもしれない、

それは素敵なことだなと思います。

 

今回の「君の膵臓を食べたい」は原作を読んだことがないため、違和感なくそのまんま映画の声優さんの声が当てはめられました。

原作を今後読んでもきっと映画の声優さんの声なんでしょう。

だとすると、もし映画を見る前に原作を読んでたらどんな声をイメージしていたのかなって思います。けど、もう会うことはできません。

とても素敵な作品だったので、どんな声が当てられたかとっても気になります笑笑

 

だから、またいい作品があったら今度は小説から読もうと思います。

外出自粛の今だからこそ、いろいろな作品にチャレンジしてみたいですね。

勿論、「君の膵臓を食べたい」も読みますよ!きっと映画に描かれていない世界も残っているはずですから。

 

書いている途中で、オチがないことに気付きました。こんなに読んでもらったのに…

なので、最後まで読んでくださったあなたは、

 

その場で腕立て伏せ10回してください!

 

では!